末武造園土木です
樹木の生育不良の原因を作っているのは、殆どの場合が人間。それも施工時に少しばかりの配慮が足りないことです。
施工後に樹勢不良を改善する方法は容易ではありませんが、健全な生育へと改善するために必要な作業です。
岐阜県緑の博士(グリーンドクター)、植栽基盤診断士、造園技能士が対応させて頂きます。
植えても毎年枯れてしまうシラカバ(ジャコモンティー)。暖地性のシラカバですが、樹木の特性として当地に耐えられるかどうかは考えさせられるところです。
ただ環境圧以上に灌水による「過湿害」が疑われます。植替えに先立って、過湿害を避けるための土壌構造改良を施します。
樹木が元気に育っているか、また元気に育つ環境にあるかどうかを点検するお仕事です。生育不良の原因の多くは「土壌」の不適合です。
健全に守るのも、枯損に追い込むのもすべて人間の仕業です。実際に診断した一例をご覧ください。
樹木の生育不良の原因の多くは、根系の発達障害。
それは踏圧(踏み固め)などによる根系の伸長阻害、土性不良などによる排水不良、成長に従って不足する有効土層などが原因です。
日本の原生松林に蔓延する、いわゆる松枯れ病、正式には「松材線虫病(まつざいせんちゅうびょう)」といい、その原因は「マツノマダラカミキリ」が媒介する「マツノザイセンチュウ」という長さ1mmにも満たない小さな線虫。松が枯れ色を呈した時点で救うことのできない伝染病です。
何らかの都合で支障となった樹木の運命は、「伐採処分」か「移植(植え替え)」です。小さな木々は残念ながら処分されてしまうことが多いですが、特別な思い入れのある樹木は「移植」という手段で生き守られることがあります。道路拡張工事で支障となったシラカシの移植作業のようすです。
吸収根の発達を促すために、樹冠投影範囲の土壌を入れ替えます。
外界と接している樹皮は、外部からの温度変化や雨・乾燥、軽い衝撃から形成層や樹木全体を保護しています。時によっては何らかの強い力で樹皮が剥がれる障害を受けてしまうことも。でも、障害を受けても健康な場合は樹木本来の力で回復します。
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