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樹木の生育不良の原因を作っているのは、殆どの場合が人間。それも施工時に少しばかりの配慮が足りないことです。
施工後に樹勢不良を改善する方法は容易ではありませんが、健全な生育へと改善するには必要となる作業です。
左:施工直後、 右:施工1年後
施工1年後は、写真右側(北側になります)に小枝が多く伸長しています。
美濃加茂市下米田町にある公園「下米田さくらの森」の中心にあるシダレザクラです。
樹冠投影範囲の土壌を入れ替えます。周囲の土壌は赤褐色で腐植分が欠乏しており、土性は埴壌土〜埴土という通気性透水性共に不良な土。当初の植栽時には最低限の植穴(つぼ穴)改良しか行っていないため、周囲土壌へ根の伸長が全く見られません。
とはいうものの、根は伸びようとしている状況は確認できます。その証拠に、当初購入時の根鉢には、通常の生育では考えられないほどの細根(吸収根)が行き先なく詰まって成長していますから。
左:元の根鉢表面には根が過密状態 右:黒土には根がありますが、褐色土には根がありません
吸収根の最低限の伸長範囲「樹冠投影範囲」の、赤褐色の礫混じり埴壌土を、改良土に入れ替えます。今回採用の改良土は、有機質系改良材と無機質系改良材を、植栽用山土に混合したものです。無機質系改良材は炭化系のものを使用しています。もちろん保水性と透水性、通気性や保肥力を兼ね備えるよう調合しています。
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