末武造園土木です
今回の庭園工事のうち、エクステリアやデザインパーツなどをご紹介します。
お庭作りの参考になるパーツが多く含まれています。ご参考にご覧いただければと思います。
まず玄関に向かうと、目に留まる大きな陶壁。
お客様がご自身の足で探され、ご自身で線形をデザインされた、オリジナル陶壁です。
採用したのは、岐阜県土岐市にある「虔山」さんの、No.207(銀黒釉)です。
銀黒の色合いが、とても落ち着いた風合いを醸し出しています。
また壁面に描かれた線形が、平面的になりがちな袖壁を立体的に見せています。
エクステリア門扉の色も、壁面に合わせて「柿渋」色としています。
陶壁の下地は、コンクリートブロック積み。もちろん鉄筋量は十分に入っています。
張りつけはボンド張りです。モルタルで張りつけるのと違い、温度変化や経年劣化による脱落が少ないのが特徴です。
門周りは、門の袖壁に前述の陶壁。
入口扉はLIXILのジオーナ門扉SA型(柿渋+シャイングレー)
入口脇の縦スリットは、LIXILのデザイナーパーツ枕木70角(柿渋)を、円周上に170mmピッチで配置しています。
床面は、自然石(長良石)の乱張りです。駐車スペースは角板石張りなのに対して、玄関の足元は乱張り配置にし、門扉や陶壁と併せて、和モダンの雰囲気を作っています。
比較的広い敷地のため、駐車スペースから玄関までの距離が15m程あり、大きな物を購入された時など、駐車場から家までの運搬が大変です。そのため、車用アプローチをスロープで取り付けました。
普段は車寄せとして使いますが、来客等が多いときには、開放して駐車スペースとしてもご利用いただけます。
出入り口のスライド門扉はLIXILのエススライドB型(シャイングレー)を設置して、普段は締め切ることもできます。
通路部はインターロッキングブロック(白、灰色使い、厚80mm)で、車両乗り入れ対応型にしています。
フェンスは2種類を使い分けています。
ひるかわ石乱張り壁の上部には、LIXILジオーナフェンスB4型(柿渋+シャイングレー)を配置しました。
石張りの重厚さと併せて、濃色の落ち着いた雰囲気を作っています。
フェンス基礎は、石張り裏基礎と併せてブロック積みとしています。
石張りとの取り合いで、フェンス足が100mm長くなりますので、柱のみ別注対応して設置しています。
石張りでない、芝法面等上部のフェンスは、LIXILハイグリッドフェンスUF8型(シャイングレー)としています。
通気性が高いことは芝などの植生にも有利で、透視性がよいので防犯上の利点もあります。
なお今回の工事(植栽部に関して)は、「瀬戸市緑の街並み推進事業補助金」利用させて頂きました。補助要件のうち1つが、外部から閲覧できること、という項がありますので、透視性の良いフェンスを設置しています。
建物内和室からの眺めに、坪庭を設置しています。
外部からの目隠しとして、また坪庭の背景として、グローベン、Gユニット2型(みす垣、ごま竹仕様)を設置しています。
竹は6種類から選ぶことができます。今回は竹の表情が豊かな、ごま竹を採用しました。
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