末武造園土木です
工場の入り口がはっきりしないこと、また道路反対側に大型スーパーが出来、入口周りをきちんと整備したいとのご要望。
門扉を設置し、入り口をハッキリさせ、整理整頓された工場というイメージを持たせるように改良です。
施工前は入口と道路(歩道)との境が明確でないこと、営業日か休業日か判りづらいということも。
幅8mの大型伸縮門扉を設置し、入口周りを明確に、またスッキリとさせました。
門扉の高さは1,200mm。長さは8mほど。
台風などの風で倒れたりしないよう、ガイドローラとレールは転倒防止用の金具で接続されています。
また門扉を縮めて格納する場所をブロック積みで囲い、解放時は門扉が見えず、雑然となりません。
まずは既存の舗装を撤去し、基礎部を掘削します。
舗装の最終復旧範囲を計測して、舗装をダイヤモンドカッターで切断します。
その後、重機を使って舗装をはがし取ります。
撤去した舗装残材は、もちろん産業廃棄物処理の法律に基づいて、適切な処分場へ持ち込んで処分です。
フェンスのレール部となる基礎を、コンクリートで作ります。
対応車両が自家用車程度なら、あまり重量に気を使う必要はありませんが、工場の入り口ともなると対応車両は10t以上のトラックが当たり前になります。
まずはきちんと均しコンクリートを打設して型枠と鉄筋支持のベースを作ります(左)。
その後、型枠を組み、車両重量に耐えられるよう鉄筋を組み立てます。
この門扉のレールは、基礎コンクリートに埋めておく必要があります。
そのため、型枠と鉄筋工事が終わった後、ステンレスのレールを鳴らしコンクリートから突き出した鉄筋棒に溶接します。
あらかじめ鉄筋とレールを溶接しておくことで、施工後のレールが歪んだりせず、綺麗な仕上がりとなります。
今回、溶接作業は協力会社さんにお願いしましたが、それ以外の工事はすべて自社施工です。
埋め込みタイプのレールの場合、冬場に水が溜まり凍ってしまうと、門扉の開閉ができなくなります。どちらかというと、終業から翌朝にかけて凍ってしまい、営業時間に開けられないことも。
絶対忘れてはいけないのが、水抜き穴(溝)ですね。
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