末武造園土木です
スタート前のちょっとした練習にと、アプローチ練習場の造成をご依頼いただきました。
練習場といっても簡単な作りのものでなく、バンカーやラフからのアプローチ練習もでき、距離も30ヤード程ある、本格的なものです。
今回の計画地はグリーン奥にある余剰地。
余剰地を有効に利用して、お客様に楽しんで頂くための施設作りです。
枝張りによって日射が遮られると、芝の生育に支障をきたします。それ以上に落葉の処理も大変です。
まずは支障となる樹木を伐採します。
伐採後は表土を剥ぎとり、重機で土を大きく移動して、基本的な基盤を作ります。
今回は切土・盛土合わせて1000立米以上の土工です。
大きく土を移動した荒造形の後に、起伏を細かく調整しながら仕上げの造形を施します。
仕上造形と同時に、バンカーやグリーンの位置を決定します。
ゴルフ場のバンカーは、大雨で池にならないよう、きちんと排水が作られています。
穴のあいた排水管を入れて、その周囲を砂利で埋め、その上面には土や砂が流入しないよう目の細かい網を掛けます。
芝の管理には水が必要です。
普通の散水栓ももちろんですが、自動灌水システムのスプリンクラーも設置します。
カートが通る道や管理用道路は、アスファルト舗装で仕上げます。
大きな車両が通ることはありませんから、幅員は2m50cm。路床の転圧は念入りに行います。
簡易な道路ですが、アスファルトフィニッシャーを使って、平滑に仕上げますよ。
ゴルフの練習場ですから、仕上面は当然「芝」です。
今回は活着を促進するために、グリーン面は「厚芝」、厚さ5cm程に土ごと剥ぎとった厚い芝を貼り付けます。
法面や、普段人が歩かないところは、普通の「薄芝」で仕上げます。
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