末武造園土木です
店舗兼住宅の外構緑化。駐車場を多く確保する必要があるので、あまり大々的なことはできません。
また出来るだけメンテナンス手間のかかりにくいようにと、コニファ主体で構成です。
「黄色」の花や葉は、アクセントやワンポイントに使うと、本当によく目立ちます。
今回は、フィリフェラオーレアを花壇枠の縁取りに使用しました。
完了2種類。店舗窓外と、玄関周り。
着工前。今回の案件は新築の外構植栽です。
いろいろと悩みの多いシンボルツリー。
今回はシマトネリコの株立、3mです。耐寒性があって、日当たりの良いところでも半日蔭でも大丈夫。
あらかじめ図面で配植計画は決めてありますが、やっぱり実際の建物に合わせたバランスを見たいものです。
植える前に現物を置きながら、位置を再確認です。
花壇には雑草がつきもの。でもそれを処理する手間は時間的に大変ですね。
出来るだけ生えにくいよう、また生えても容易に抜けるよう、土の面にはウッドチップを敷き詰めますよ。
当社の当りでは梨の栽培が盛んです。
梨の栽培地やそれに隣接する地区では、カイヅカイブキ等の植栽は避けるように条例等で定められていることがあります。
これは梨に発生する「赤星病」の予防のため。
赤星病の原因菌は、春〜秋にかけては梨やリンゴなどの樹木に寄生します。それが冬になるとコニファのうち「ビャクシン属」の枝葉で過ごします。
ビャクシン属が冬の間の宿主となる要因は、他の針葉樹と違い「ビャクシン属」が乾果ではなく漿果を付けるから。
ちなみに乾果は、果皮が割れて種子が出るものです。(例:ヒマワリ、ドングリ)
漿果(しょうか)(液果ともいう)は、成熟した時に肉厚で汁気の多い果肉に包まれるものです。(例:モモ、ブドウ)
●赤星病の中間宿主となる「ビャクシン属」の樹木には、主に次のようなものがあります。
ヒノキ科 ビャクシン属
カイヅカイブキ
ミヤマビャクシン
タマイブキ
キンイブキ
ネズ
セイヨウネズ
ハイネズ
など。
コニファの中でも「ビャクシン属」以外のものは、赤星病の中間宿主にはなりませんから安心を。
植える時には、周囲の環境や農作物にも留意が必要ですね。
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当社は
「岐阜県子育て支援企業」
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