末武造園土木です
ちょっとしたスペースに小さなお庭を設けるのは、最近の住宅事情に適している場合も。
作り手としても、その小さな空間へ何をどのように組み込もうかといろいろと頭を使いますから、楽しいんですよ。
白砂利敷の中に、盛り土と景石で立体感を作っています。
落葉が少なくて、中庭のような半日蔭でも比較的健全に育つ種類です。
小さな池のご要望がありましたので、水深の浅い池を組んでいます。
盛り土部分にはタマリュウを植えて、緑をあしらいました。
リビングスペースから見た風景。
キッチンスペースからみた風景。
この中庭は、四方を部屋や通路で囲まれていて、全方向から見られる「表と裏」の区別がつけにくい場所にあります。
建物の中心部にある中庭なので、大きくなりすぎる木や水を欲しがる木、また落葉で多くの葉を落とす木を採用するのは避けておきます。
見栄えはもちろん大事ですが、できるだけメンテナンスと水やりの手間がかからないように配慮します。
建築図面には中庭が描かれていたのですが、お客さんの都合で建築が先行して、中庭の詳細計画は後回しに。
でも図面上に中庭が書かれてますから、いずれ必ず施工しなければなりません。
かといって建物完成後に重量物を搬入するのは大変で危険も伴います。
予算にかかわらず最低限必要な庭石は基礎工事が完了した時点で搬入しておきました。
でも今回、予算の関係上「クレーン」が使えません。
人力で動かせる範囲で景石を配置します。さぁ、この状態から施工開始です。
この中庭は、周囲360度から見ることができる他、2階のベランダからも見下ろすことができるのです。
とにかく隠れるところがないお庭です。
見附けの順位は、
1.リビング兼客間
2.ダイニング
3.奥座敷
4.2階廊下
で考えてあります。
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