末武造園土木です
最近はブロック積みなどに押されがちですが、自然な風合いを好む方にはやはり自然石積みですね。
またコンクリート製品とは異なり、年数を経過しても劣化することなく、むしろ風合いが出て重厚感も増してくるものです。
完成
着工前
今回のご依頼は、宅地前の道路改良に伴なって出来てしまった段差の解消のための石積です。
隙間にサツキツツジなどの植生を施すと、更に雰囲気の良い仕上がりになります。
写真は、恵那石の乱積みです。石と石を互いに組み合わせて土留めとして積むのです。
薄めの石厚のものを小端(こば)積みにすることで、洋風感覚にも使えますよ。
石はその自重と表面の凹凸によって、なかなか容易には動きません。
その性質を利用して、法面の土留めにも使うことがあります。
こちらもコンクリート製品やモルタル吹き付けなどとは違い、年数が経って周囲に草木が茂ることで、自然の風景にも馴染むようになります。
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