末武造園土木です
お庭に緑一面の芝は、日射の照り返しが少なくなって夏の暑さを和らげることができます。、またお庭でBBQなんていうのも良いですね。
単に張るだけの芝のようですが、生育範囲と根の伸長を少し考えて施工すると、さらに良いものになりますよ。
芝は放っておくと、生育範囲をどんどんと拡大していきます。
例えば植え込みの中まで芝が進入してしまうと、その管理は大変です。
見切り用のボーダー(板)を差し込んで、生育範囲が不用意に拡張しないようコントロールしましょう。
芝張に先立って、初期の成長を助けるために下地へ肥料を散布します。
小さな粒状のものがよいですね。
それと、あまり強い効果の肥料は避けましょう。
なぜなら元肥は根茎(ランナー)に直接触れるため、条件によっては肥料焼けを起こしてしまう場合があります。
普通化成(N:P:K=8:8:8)程度が良いですよ。
芝を並べて、目地を埋めるように目土を掛けます。
その量は目地が埋まり、芝の葉がちらちら見える程度。
張ったときには「目土」、つまり土で施します。定着後は「目砂」でOKです。
目土を掛け終わったらその上から水をシャワー状に、たっぷり掛けます。表面に水がうっすら浮くほど。
でも、毎日かける必要はありません。葉の縮れ具合を見ながら、日中を避けて散布します。
芝には、よく見かける日本芝「高麗芝」「野芝」と、例えばゴルフ場のグリーンに使われている西洋芝「○○グラス」「○○フェスク」等があります。
一般的に日本芝の高麗芝(姫高麗芝、高麗芝)と野芝は「切り芝」といって束ねられて販売されています。
もちろん当社でも販売していますが、高品質な芝をご提供させて頂くため、在庫は持っていません。
ご注文を頂いてから、必要数量を生産地で切断荷作りして入荷します。
左:姫高麗芝、右:野芝
高麗芝、姫高麗芝、野芝、ティフトン芝、TM9などご相談ください。販売は当社近郊、半径30km圏内に限ります。
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西洋芝は葉が細かく柔らかく見た目もきれいなのですが、冷涼な地域以外では高温多湿による病害に弱いため、通常のお庭には生育管理が楽な「高麗芝」などの日本芝をお勧めします。
できるだけ日当たりのよい場所が適しています。日当たりの弱い場所の芝は、光合成を増やすために葉が良く伸びる半面、ランナーに日射を取り込みにくくなり病害に掛かりやすくなります。
主な管理は「除草」と「芝刈り」です。
除草はできるだけ小さなうちに抜き取りたいので、回数を多くしたいものです。
芝刈りは、4〜6月と9〜10月は2回/月程、7〜9月は週1回の頻度で行うときれなまま維持できます。
肥料は4月上旬に1回、6月頃に1回、9月頃に1回散布できればベストです。4月の肥料は必ず押さえておきたいところ。
芝の緑色を強く出したいときは、窒素(尿素でOK)と鉄分主体のミネラル肥料とを混合して、窒素量換算で2〜4g/u与えます。薄めの液肥を何往復も散布すると、肥料ムラが出にくいですよ。
害虫は、地中の幼虫によるランナー(地下茎)の食害が多いです。「スミチオン乳剤」の灌注が効果的です。
病害は、日本芝には強く出ないのであまり気にしなくてもよいですが、西洋芝の場合は高温多湿の環境では各種の病害(カビの類)が発生しますので、適合する殺菌剤をその都度、抵抗性が出ないよう種類を変えながら散布します。
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