末武造園土木です
混み入った枝や葉は、病害虫の温床です。樹木は放っておくと枝葉の数が多くなって、夏場などにはとても良い木陰になりますが、この木陰は病害虫にとっても格好の住処(温床)となってしまう場合があります。
枝数を減らして樹冠内に日射を取り込み、光合成を促進して病害に強い樹勢をつくります。
高さ約7mのクスノキです。
夏場にはとてもよい木陰なのですが、毛虫などの温床になりやすいのも事実。
今回の剪定では何年かに1回の、少し強めの枝おろし剪定を行ないました。
作業前と比べて、かなり明るくなりました。
これから新芽が萌芽し、夏を迎える頃にはもう少し色合いが濃くなって、適度な木陰になりますよ。
緑濃く茂った樹木は、病害虫の温床となりやすいのも事実
緑が茂っていると枝張りの内部まで日射や紫外線などが当らず、また風通しも悪くなるため、病害の原因となる細菌の繁殖を助けてしまいます。
風通しや日射を呼び込み、薬剤に頼らなくても良い殺菌環境を作りましょう。
葉の量が多いと、害虫の食料となる葉が多くなるのと同時に雨風をしのぐことが出来、また天敵である「鳥」や「蜂」などから発見されにくくなってしまいます。
枝葉を透かして、虫が外敵に発見されやすくするのも、薬剤などに頼らない防除の一助になります。
厄介な「フジ蔓(つる)」
フジ棚の蔓が、その両側にそびえるクスノキへと延びてしまっています。
蔓が巻きついているため、クスノキの樹勢が弱くなっています。樹勢の弱体化は、病害虫に罹る可能性を高めてしまいます。
フジ蔓を切り取って下ろします。
また、蔓がクスノキへ伸びにくくなるよう、枝の向きを調整剪定しましたよ。
枝葉の集積は、圧縮の利く「パッカー車」で運搬します。
普通のトラックに積んで処分地まで運搬していては、運搬手間が何度もかかってしまい、しいてはコストが高くなりお客さんのご負担を増やしてしまうことにもなりかねません。
運搬回数を極力減らすため、枝葉の運搬にはパッカー車を使っています。
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