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春の芽吹きの季節は多くの樹木草花が活動を始める時期ですから、同時に雑草の生える時期とも重なります。
除草剤散布
広い面積で除草の作業手間が賄えないというお客様からのご依頼で、除草剤を散布することがあります。

除草剤の使い方は簡単そうなんですが、これが意外なほど難しいんですよ。

除草剤はその効果によって主に、生えている草を枯らす「茎葉(けいよう)処理剤」と、発芽しないようにする「土壌処理剤」の2種類があります。もちろん剤の銘柄によって適用する雑草種が異なります。
この2種類の処理剤の、さらに各銘柄を雑草種に合わせて「上手に」組み合わせて、雑草を絶やして芽も出ないようにするのがコツです。

よくある話が、除草剤をラベル記載の回数以上に何度も使わなければ効果を維持できないということ。
それは雑草種の特殊性もあるかもしれませんが、一般雑草の場合は除草剤の使用方法が上手ではない為に起こるのです。
また規定の希釈倍率を無視して「濃ければよく効く」として散布する話も耳にしますが、完全に間違ってますね。

例えば当社の場合、例えば芝地(高麗芝、野芝等の日本芝)広場の除草剤散布なら、年に1回、4月上旬に散布すると、その秋までは芝地に雑草が生えないように抑えられるよう、除草剤の混合を設計しています。
一般住宅の、例えば50㎡程の芝地であれば、薬液量はたったの70cc、これを水にうすめて散布しています。

除草剤散布を皆さんにお勧めするわけではありませんが、雑草を抜く手間が無いなどの理由でやむを得ず除草剤を使う場合でも、必要最小限の量と回数で最大の効果を得られるように計画するのが、私たちの仕事でもあるんですよ。

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