日曜の日中は、家に居ると「邪魔オヤジ」化しちゃいますから...
お庭の設計作業と法面保護工の設計作業が少しづつ残ってますが、「明日できることは明日に伸ばす」ことにして、今日しかできない釣りへ行くことに。
場所は岐阜県「馬瀬川」の、いつもの源流部。
少しは寒いかな?と思って行ったのですが、自然を甘く見すぎました。無茶苦茶寒い!
手前の峠は-5℃。朝は笹の葉に雪がうっすらと。でも天気は快晴。だから余計に寒いかな。
寒さはさらに...
川の中の枝は着氷しているし、竿を振ってるとガイドが凍りついてラインが出なくなっちゃうし...
小指と薬指の感覚は無くなってくるし、時折雪も降ってくるし、でも...若干の風が吹くものの、快晴。
「諦める」「帰る」という選択肢を選ぶにはもったいないので、釣り続行!
とはいえ、寒いし、ドライフライだし、成虫の羽虫が見当たらないほど寒いし、「今日は竿を振るだけで終わりだろうなぁ...」と思いながら遡行。
今シーズン初釣りなので、フライは視認性の良い白色のパラシュートでスタート。
途中、アマゴが鼻先で突き飛ばして見切られちゃったようなので、昨日までに作った黒パラシュート(TMC531#16)に交換したとたん、あっさりと掛かってくれました。
あぁ、やっぱりここの源流部は「黒」なのね。見づらいったらありゃしないけど...仕方がないね。
今シーズン最初の一匹は、昨秋の婚姻色が若干残る17cmのアマゴ。
キープするほどの大きさでもないので、早速お帰り頂きました。
続いての12~13cmのチビアマゴは、昨年の稚魚放流でしょうか。
厳しい冬を乗り越えて元気に生きてますね。
将来を期待されるこちらの御方にも、早々にお帰り頂きました。
で、その後には本日の一番の、体高も程良い21cmのアマゴです。
朱点もきれい、フライもしっかりパクッとしてくれました。
まぁまぁのサイズなので、とりあえず生かしビクにて確保!
活性が低いのか、水流の少ない、日あたりが良い、向かって左の小さな落ち込みの水面直下に、のんびりと、ゆったりと佇んでおられましたよ。
更に釣り上がって、再びアマゴ、17cm。
やっぱりお帰り頂きました。だって、小さいんですもん。
というわけで07:00~13:30、約6時間かけて歩きながら釣りながらで全4匹、うち1匹だけがお持ち帰りサイズ。
でも1匹だけ持って帰ってもねぇ...
毎日の食材に困っているわけじゃないから、こちらも「とっておきの場所」にお帰り頂きました。
ちなみに言っておきますが、まちがっても「キャッチandリリース」派じゃないですよ。
食えん魚を釣る趣味もありません。基本は「キャッチand食べる」派です。
とはいえ、釣果全てじゃなくて、その日の大きいほうから3~5匹程度を頂く程度ですが。
今日はたまたま、家に帰っても家族は外出中。一人で頂くのもねぇ、というわけです。
で、釣りの後はお昼ご飯。
今日は新しモノの「カップヌードル Light」です。
お湯は20年選手の「OptimusSVEA123R」、ガソリンのコンロです。
今日のまとめ
釣れないだろうと思いきや、まぁとりあえず「初日」は出ましたね。
寒いと思うのは人間だけで、水の中の魚は元気です。ドライフライへの活性も結構旺盛。
まだ恐怖感が少ないのか、本能のままにフライをあっさり食べちゃってくれます。
「活性が低い」とか「飛んでいる虫にマッチしていないから釣りにくい」とかは、多少は影響するんでしょうけど、殆どの場合が「釣れない言い訳」なのかもしれませんね。
そういえば、いつもは「イワナ」ばかりが目につくのに、今回はイワナの影すら見なかったなぁ。
どこ行っちゃったんだろうねぇ。
そうそう、渓流釣りに忘れてならないお守り、いつも付けてますよ。
南部鉄器の熊鈴です。
今日の足跡は「シカ」「イノシシ」「前日の釣り人」。
クマのは見当たりませんでした。やれやれ(^_^;)