コナラなどカシ類の樹木が枯れてしまう「カシノナガキクイムシ」による害。
この地域でも今年から特に猛威を振るっています。
今回は小学校の敷地内にある森の「コナラ」が枯れてしまったからと、伐採のご依頼。
できるだけ根元から切って、原因虫が入っている幹や主枝を含めてすべてを、専門処理業者で破砕処理してもらいます。
発病した木は適切に処理しなければ、その木から健全な木に伝染してしまいます。
予防は薬剤の「樹幹注入」なのですが、思いのほか高価なことから進みません。
また若木には伝染しにくく古木に伝染しやすいことから、枯れたらきちんと撤去して、その後には苗木を植えて世代交代、という考え方も有りなのかもしれません。