先日から進めていたお庭作り、ようやく完成です。
都会ではあまりお目にかかれないような本当に広い敷地。
以前の建物を解体しての新築に伴なうお庭の大改造。
お施主様にも大いに気に入って頂けたようで、作り手冥利に尽きますね。
ご依頼を頂いたことに感謝です。
正面は「板石張」。
板石を敷いたアプローチと、部分的な隙間にはタマリュウのマット品を敷きつめて、緑のアクセントと雑草防止を兼ねてます。
元のお庭に使われていた数寄屋門は、部分的に改修してそのまま利用。
飛石や踏分石、また景石や役石などを、位置を考えながら再設置。
また所々に植樹も施して、縦のイメージを整えます。
横幅約25m、このスペースを奥行きを使ってより広く見せるために、部分的に大きな植栽を家の近くに持ってきます。
より奥行きを広く見せる工夫です。
玄関奥には坪庭スペース。
景石、低木、またホウライチクで視線誘導し、柔らかい光を演出します。
坪庭を裏から見た様子。
耐候性に優れたプラ製竹垣を大きく目隠しとして、日光を取り込む隙間にはホウライチクをあしらいます。
建物裏に当たりますので、出来るだけシンプルに。
川砂利敷と飛び石(平板)、またキンメツゲの生垣です。