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今年は9月13日に馬瀬川上流漁協管内の雑魚(鮎以外)の閉漁日となりました。
魚資源の保護という観点で、例年の9月30日閉漁を2週間以上早めたとのこと。

次年度用にと秋に放流される稚魚(禁漁対象の15cm以下)を狙って釣り持ち帰る釣り人が多いそうで、それを阻止する目的もあってのこと。
早めの禁漁は異論なく良いことだと思っています。
『釣ったイワナ・アマゴから栄養を摂らなければ生きてくことができない!』なんて人はいませんからね。
永く釣りを楽しむための、必要な手段でしょ。
馬瀬川源流

今シーズンのフライ釣行はたったの4日。趣味といえるレベルでもないですね。

秋の交尾期に差し掛かった為か、今回は出が渋い上に時々顔を出すけど針に掛からない...

 

苦労の結果、
ヤマトイワナ混血
ヤマトイワナとニッコウイワナの交雑種15cm程と、

 

ヤマトイワナ混血
同じくヤマトイワナとニッコウイワナの交雑種17cm程。
他は、取るに足らない10cm未満が何尾か。
手に取るも無く、流れの中で針を解いてリリースです。

 

さて、交雑とはいえ数少ないヤマトイワナの血統をひく個体ということ、また大きさが小ぶりなこともあって、竿を畳んでしばらく渓流遡上トレッキングして再放流。
渓を担ぎあげて奥深~い奥深~い、クマの足跡が目につくような源流部へお帰り頂きました。
多くの子孫を残してくれるといいですね。
リリース

 

飛騨地方の山景色は随分秋めいてきました。
もう少したつと、ススキの穂も開くことでしょう。
そして鮭と同じく、秋はイワナ・アマゴ類の産卵の季節です。
ススキ

次に馬瀬川へ降り立つのは、来年の3月か4月。
半年ほどのお別れです。

 

帰りの一コマ。
国道257号線の旧馬瀬村と旧清見村境、道から川を挟んだ対岸で何人もの方々が垂直壁の岩盤登攀の最中。
高さは何十メートルあるでしょうか。
絶対に真似できません(^^ゞ
岩盤登攀

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