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毎年、夏を過ぎて少し涼しくなり始めた8月下旬から9月下旬にかけて、松が突然枯れてしまう松枯れ「松材線虫病(まつざいせんちゅうびょう)」が多発します。
原因は「マツノマダラカミキリ」が媒介する「マツノザイセンチュウ」による生理障害。
松枯れ症状

松が茶変するのは松材線虫病によるものと葉ダニ類によるものがあります。
松材線虫病の場合は発症時点で救済が不可能といわれていますが、葉ダニの場合は殺ダニ剤の散布で救済可能です。
松葉が下垂します
松材線虫病の特徴としては、茶変した松葉は下垂(下を向いて垂れる)するのが特徴です。
また発現から3日~1週間で全体が茶変します。

原因となる「マツノザイセンチュウ」です。
方眼は1mm、線虫の長さは0.2~1mmのごく細いもの。
数十グラムのサンプル(枯損枝)に無数の線虫が住み着いています。
マツノザイセンチュウ

「松材線虫病」の診断も承っています
枯れた部分の「枝」(小指ほどの太さ、10cm程度を3本程)を封筒でお送り頂ければ、茶変の原因が「マツノザイセンチュウ」によるものか否かを診断させて頂きます。
急激に進む症状なので、ご連絡は速報をメールやお電話FAX等で、また後日診断結果を書面でお送りします。
費用は1サンプル当り8,000円です。
受入準備が必要ですので、まずは診断依頼をお問い合わせページ、もしくはお電話(0574-26-4416)からお願いします。
http://www.szd.jp/contact_us/postmail.html#contactus

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