先日の日曜に、
「住宅メーカーが作った、コンクリート基礎で出来たプランタガーデンに植えられた高木樹木の枝枯れが多いので、注入活力剤を使用したい」
とのお問い合わせを頂きましたお客様がおられました。
その後のご連絡を頂けませんので、ご覧いただけていたら良いのですが、この場にて別途ご提案を差し上げたいと思います。
とはいうものの、この症状は最近の新築住宅外構によく見られる症状ですので、気になる方はどうぞお読みくださいね。
お電話いただいた際にはひとまず、「根の成長範囲が狭すぎるため、地上部への活力剤注入では短期的効果のみで、永続的効果をなさないと思います。まずは根系への改良が必要です」とのお答えをさせていただきました。
土壌の改良、もしくは一旦適切に掘り上げて周囲を改良後再度植え付ける、という、まずは端的なご提案をさせていただきました。
現況の写真を送っていただければ、ある程度的確なご連絡を差し上げられましたが、その後のご連絡がありませんので、ここのページを見られるかもという期待をしながら、情報を提供させて頂きます。
根の伸長範囲内に縦方向の改良を行い、根への通気性の確保と腐植質の供給を行う方法でも、ある程度の改善効果が期待できます。
「Reパイプ」という資材を使用し、根系端部の活性化を狙うのも一つの方法です。
http://www.toho-leo.co.jp/kaifuku/re-pipe.html
このパイプには、通気性を確保する黒曜石系パーライトの他、土中有用微生物を含む腐植質や、炭化系無機質土壌改良材を含んでいるので、吸収根が集中束生し、樹勢の回復に期待できます。
安価に済ませるなら、使用済みの女性用ストッキング(長いもの)に、鹿沼土と健全な培養土を詰めてReパイプ同様に使うと、補償外ですが同様の効果は得られるのではないかと思います。
ご覧頂いているようでしたら、先般ご連絡いただいた方法で再度お問い合わせくださいね。