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Posts Tagged ‘木のこと’

先日から進めていたお庭作り、ようやく完成です。
都会ではあまりお目にかかれないような本当に広い敷地。
以前の建物を解体しての新築に伴なうお庭の大改造。
お施主様にも大いに気に入って頂けたようで、作り手冥利に尽きますね。
ご依頼を頂いたことに感謝です。
完了

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近頃、コナラやミズナラ、クヌギやアラカシなどの、いわゆる「ドングリ」の実が付く太い広葉樹が枯れてしまう虫害が発生しています。
今のところ抜本的な対策が無い、「カシノナガキクイムシ」による虫害についてです。

カシノナガキクイムシの成虫は、体長3~4mm程の小さな虫です。
この虫が飛来して、特に大径木に穿孔して辺材部に穴を開けて食害し、樹木を枯らしてしまうのです。
カシノナガキクイムシ(雌)
上の写真は雌。この個体の胸部体表には6つの丸い点が見られます。
これが雌の特徴で、この丸い器官は「マイカンギア」と呼ばれる胞子貯蔵器官で、ここに樹木の木質部を腐らせる菌を持ち、樹木内部に腐朽菌を持ち込んで生育させ、樹木の腐朽部を食べるのです。

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毎年、夏を過ぎて少し涼しくなり始めた8月下旬から9月下旬にかけて、松が突然枯れてしまう松枯れ「松材線虫病(まつざいせんちゅうびょう)」が多発します。
原因は「マツノマダラカミキリ」が媒介する「マツノザイセンチュウ」による生理障害。
松枯れ症状

松が茶変するのは松材線虫病によるものと葉ダニ類によるものがあります。
松材線虫病の場合は発症時点で救済が不可能といわれていますが、葉ダニの場合は殺ダニ剤の散布で救済可能です。
松葉が下垂します
松材線虫病の特徴としては、茶変した松葉は下垂(下を向いて垂れる)するのが特徴です。
また発現から3日~1週間で全体が茶変します。

原因となる「マツノザイセンチュウ」です。
方眼は1mm、線虫の長さは0.2~1mmのごく細いもの。
数十グラムのサンプル(枯損枝)に無数の線虫が住み着いています。
マツノザイセンチュウ

「松材線虫病」の診断も承っています
枯れた部分の「枝」(小指ほどの太さ、10cm程度を3本程)を封筒でお送り頂ければ、茶変の原因が「マツノザイセンチュウ」によるものか否かを診断させて頂きます。
急激に進む症状なので、ご連絡は速報をメールやお電話FAX等で、また後日診断結果を書面でお送りします。
費用は1サンプル当り8,000円です。
受入準備が必要ですので、まずは診断依頼をお問い合わせページ、もしくはお電話(0574-26-4416)からお願いします。
http://www.szd.jp/contact_us/postmail.html#contactus

道路の中央分離にある雑草を生えてこないよう処理するお仕事です。
「ガザニアン・クイーン」という花植物を植えて、大きなケヤキの根元が雑草で覆われないように処置します。

ガザニアンクイーン

この苗は知的障害授産施設で生産されています。
社会保障費が減らされる中、運営費の一助にと生産されているそうです。
当社は愛知県西尾市の社会法人くるみ会、西尾作業所さんから仕入れました。
苗の様子は日本セルプセンターのホームページをご覧ください。

さて、作業前の現地は...雑草生え放題で荒れてましたよ。

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5月の上旬、「ウメの木の葉が出ない。枯れた原因と植替えを」とのご連絡。
伺って拝見させていただくと、本当に葉が無いのです。
この時期に葉が無い、普通なら「枯れた」ってところですが。
葉が出ないウメの木
でもね、先端の前年枝は「みどり」、生きている色をしているんです。
私の見解は、「まだ生きているはず」。

お客さんの意見や植替え依頼を押し切って、自分の見解をもとに処置を施させて頂きます。
さぁ、復活するかどうか・・・

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