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作業班のうち1班は、今週いっぱい「クスノキ」の剪定です。
3年ほど前にも剪定したクスノキですが、土壌環境と日射環境が非常に良いので元気良く茂ります。
おかげで、隣接道路に枝が張り出してしまいます。
越境した枝を重点に、全体バランスよく透かし剪定を行います。

枝が茂りすぎると、樹冠内部に日射が差し込みにくくなって、場合によっては病害虫が発生しやすくなります。
またこのクスノキの下は芝地ですから、剪定によって芝地にも適度な日射が差し込むように配慮します。

時々ですが、土曜は材料の配達に伺うことがあります。
お客様が日曜にお庭の手入れをされるので、前日に材料をお届けしています。

今日は芝のメンテナンス用に「目砂」と「肥料」と「除草剤」と「山砂」のお届けです。

単に材料の販売なのですが、基本的に当社は工事業者ですから、芝や木々のメンテナンス技術・ノウハウがあります。
お客様がどのような作業を行おうとされているのかを伺って、それに適した材料を手配・お届けしています。

今回は芝の透水・通気性改善を目的としたエアレーションを行われるので、目土ではなくて目砂。
合せて肥料も。
また除草の手間を少しでも、ということで日本芝専用に調合した選択性除草剤。
お子様が「どろだんご」を作るための砂場の補充をご依頼いただきましたので、「泥団子」ができるよう、やや粘性土を含むよう調整した山砂もお届けです。

工場正門周りの緑化計画を頂きました。ありがとうござます。
最終の出来栄えをどのようにしようか、と考えながらプランニングするのですが、色や配置バランスなどがお客さまに的確に伝わらないとご納得いただきにくいもの。

色合いを含むイメージ重視のプランや、少々込み入ったプランを立てたときは、可能な限りイメージ図をご提示させていただいています。

今回は「正門が目立つよう」とのイメージでご依頼を頂きましたので、写真合成でイメージをご提示させていただきました。

 

 

今回のご依頼では、お客様におよそのイメージはお伝えできただろうと思います。

今日は、お客様よりご依頼いただいた姫高麗芝と目土の配達。
お客様ご自身で芝を張られるので、「材料」と「アドバイス」のお届けです。

芝を購入する場合、一般的にはホームセンターや園芸屋さんで買われるのでしょうか。

芝は圃場で剥ぎ取ってから張り付けるまでの時間が短ければ短いほど定着率が高いのです。

特に暖かくなったこの時期、剥ぎ取ってから数日も経つと葉が黄変したり根やランナー(地下茎)が乾燥してしまい、張っても枯れてしまったり、張り付けても定着して密生するまでに相当長い時間がかかったりすることも。

当社は生産者でもなければ小売店でもないので、芝の在庫はありません。
お客様からご依頼をいただきましたら、その時点で生産者に発注します。
トラック便は数百束~千束という単位でしか移動しませんから、近日中に近くを通るどこかの大口注文との混載便で入荷します。
入荷したらお届けという形をとりますので、早ければ圃場で剥ぎ取った翌日にはお手元にお届けしています。

芝色の美しさと保湿具合、張った後の定着には好評頂いています。

夏ころになると、松が枯れてしまう病気があります。
「松材線虫病」。
発症した時点で枯れているという、手の施しようのない虫害です。
今回は双幹のクロマツへ、予防のための処置を施します。

今回は、施用時期の関係から「ネマバスター」を採用します。
一般的な予防は幹に注射を打つ「樹幹注入」ですが、春以降はマツヤニが多く出ますので樹幹注入は困難。
なので、松の根から自然吸収させるタイプの薬剤を使用します。
使用量は、樹高と幹周囲の長さによって薬剤の量を決定します。

この種の薬剤は、効果の確認が非常に難しいです。
接種して枯れなかったとき、「接種により枯れなかった」のか、「通常条件でも枯れなかった」のかの判断は不可能です。
また枯れてしまった時も、「接種したのに効果が無かった」のか、「接種以上に感染が強かった」のかの判断も困難です。

但し、薬効が確認されている薬剤ですから、枯らさないために接種するというのは最善の方法と考えています。

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