今月のお庭造りの一つ、完成です。
今までのお庭にある生け垣などを撤去、広々としたお庭に改築です。
もともと芝広場だったお庭です。
メンテナンスはやはり大変だとのこと。
でも、雑草処理は年1回の除草剤に任せればほぼ済むこと、芝刈りは外せないこと。
芝広場が再復活です。
コンクリートブロック製だった花壇を、煉瓦積み花壇に。
入れる土は、保肥力・保水力のバランスが良いように混合した良質土です。
芝地の境目には、芝が不用意に広がらないよう、ボーダーを埋め込みます。
お庭へのアプローチは板石張り。
目地を広くとるのは、歩くのに都合がよいものではありません。
板石は連続させます。
芝地の中には、ゴルフ場で使っている本物の「ホールカップ」。
反響板付きのプロ仕様。
芝が落ち着いたら、パター練習もOKですね。
今日は、お取引いただいている工場の、ヒマラヤスギの防除作業。
「マツカレハ」が発生してますので、液剤散布作業です。
先方には、「工場の連休初日」「予め窓を閉め切ってもらう」ことをお願いし、こちらが検討する作業日条件は「極力風がない」「しばらく降雨なし」です。
農薬散布が害を与える原因は、散布車の知識不足とラベルの処方に従わない散布によるものがほとんどです。
たとえば、「濃い散布液がよく効く」とか「細かい霧がよい」などの誤った知識。
また日程重視で、風の強い日や人の出入りが多い時などに散布するという害など。
正確な希釈倍数、対象となる害虫と薬剤の選定、適切な作業手順、適切な機材。
これらを守って適切な処方を企画し実行させるのが、私たち「農薬管理指導士」の役割ですね。