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Archive for 5月, 2010

先日より工事していました、お庭の植栽他の工事がお引渡となりました。
主な作業は、生垣工事、シンボルツリー、他高中木数本、また玄関周りの植栽作業も。
以前までの壁と敷砂利のモノトーンと違って、木々の緑が入るととてもスッキリとした感じに仕上がります。
 

このお宅で懸案となっていた「庭に水がたまる」件、砂利層を埋めて余剰水の管路として、その上は元通り芝を貼り戻すことで、「排水構造」を見えなくしています。
ある意味、次の雨降りが楽しみです。
 

昨日、昨年お庭を作らさせていただいたお客様から、
「2日ほど前からハナミズキの葉がしおれて元気が無い」とのご連絡。
早速現地を拝見に伺いました。

葉が萎れる(しおれる)原因は、「水分不足」が原因の場合が殆どです。
しかし、現地の高木やヒラドツツジなどの低木全てが元気で、とても水不足とは思えません。
春の毛虫による食害も考えてみましたが、そのような痕跡は一つもなし。

発症したのは「5月15日の朝」。
前日までは何の兆候も無かったとのこと。

そのお話を伺って、なるほど!わかりました。
原因は、「5月14日の強風」です。近所の風速計で当日午後の最大風速が10m/秒。
地面にはその証拠も確認できました。

昨年植えられたばかりで吸収根が未発達な状態。
そこへ強い風が吹付けて幹を強く揺さぶったため、せっかく伸びた吸収根に大きな力(せん断力)が加わって切れてしまい、水分吸収能力が激減したことが原因。
地面には、幹を中心とした円周状の細かい地割れも確認できました。

対処のため、以降の揺れでさらに衰弱しないよう仮支柱を取り付けて、地割れをつぶして水極めし、しばらくの間は水をこまめに(過湿にならない程度に)与えることで乗り切ってみます。
落葉や葉の茶変はあるかと思いますが、枯れてしまうことは無いでしょう。

今回は、いままでの経験や観察の積み重ねの上で判断ができた調査診断でした。

今週のある一日は、愛知県西枇杷島で伐採工事でした。
隣地の倉庫に覆いかぶさる大きな木とともに、周辺をすべて伐採してほしいとのこと。

隣地の倉庫屋根がスレート葺きなので、枝を落として穴を開けてしまわないよう、細心の注意を払いながら、大胆に伐採しますよ。

(写真をクリックすると大きく見れます)
 
着工前の様子。ちょっとしたジャングルです。

今回は伐採木の搬出処分は無し。
現地にひとまず集積しておきます。
この土地の利用方法が決まったら、その時に造成と併せてきれいに撤去です。

 
完了。今まで見えなかった隣の建物まで見通せるよう、明るくなりました。

お庭に芝広場を作ったものの、雨が降ると水が溜まって、水が引いた後もしばらく湿っぽいという不具合をよく聞くことがあります。

原因は、下地土壌不良(締め固まり)、排水勾配不良、排水場所が無い、など。

今回は、芝広場の端の、ブロック塀沿いに溜まる雨水の排水層作りです。
芝が広がる庭の一角にコンクリート側溝を取り付けるのは、いまひとつ不似合いな感じがします。
排水のための構造物が地表面には見えないよう、それでいて確実に余剰水を誘導・排水するようにと作業しています。

更新がご無沙汰になっていまして、本当に失礼な状態になってます。

実は、ホームページの全体デザインを変えようとして、なかなか四苦八苦してます。
まぁ単に方向性が定まらないとか、だから更新が進まないんですけどね。

ホームページとは全く違って、お仕事はいろいろ進んでますよ。
材料の面では、芝の販売、芝専用除草剤の検討と販売、花壇用の土販売などなど。
工事はブログに載せている工事や、それ以外にも多くの工事が順次完了してます。

見やすく、わかりやすいようにと、更新を考えてます。
今しばらくお待ちいただきながら、失礼してます。

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