Archive for 1月, 2006
今晩のお仕事は、植樹保険申請のための直接工事金額の計算。
「植樹保険」??
一般の方には耳慣れない保険ですが、私たちのような造園屋さんには時々必要となってくる保険です。
植えた木々は目を掛け気を配り枯れないように心がけるのですが、それでも夏場の渇水他諸条件で枯れてしまう場合があります。
植樹金額の15%以上が枯れた場合に、それを超える分が保険会社から支払われるというシステムです。
加入条件は、植樹金額が50万円以上の工事です。
例えば植樹工事費100万円の場合、20万円分の枯れ損が出た時には15%(15万円)を超える5万円が、保険会社から支払われます。
小規模工事にはあまり利用しませんが、先日行ったような植樹のみで1,400万円を超えるような大規模工事の時には、本当の意味での保険として加入しています。
加入についてのお問い合わせは(財)都市緑化基金へどうぞ。
今日日曜は約1ヶ月ぶりのスキー。
私、スキーは20歳で初めて16年になります。
20歳で始め、
6年目の3月に2級、
7年目の1月に1級、
8年目の12月に右足前十字靭帯断裂、
9年目の1月に左足内側側副靭帯損傷、他...
と、スキーにまつわる話題はいろいろ^^;
それはさておき、今日は岐阜県飛騨地方にある「鈴蘭高原スキー場」へと足を運んできました。
混雑無し! リフト待ち無し! 往復路の渋滞皆無!
スキー場としては売り上げが伸びず大変だとは思いますが・・・
奥に見えるのは標高3,000m超の「乗鞍岳」です。
ゲレンデ上部からは北アルプスをはじめ、乗鞍岳、木曽御岳、南アルプスと、絶景の眺望が広がります。
ちびっこゲレンデには専用のの動く歩道(約50m)があります。
そりの子供さんも十分に楽しむことが出来ます。
これだけの設備があるのに、客入りが少ないのは「もったいない」のひと言です。
同じ岐阜県でも奥美濃地方のスキー場は、東海北陸自動車道のおかげで、関西方面から随分な客入りがあるようですが、飛騨地方のスキー場が奥美濃の手法を見習っても、高速道路網というインフラや、今まで行ってきた販売(広告)戦略によるイメージ付けが大きく異なるので、おそらく期待するほどの効果は得られないのではないかと思います。
スキー人口のみならず、ボード人口も減少傾向にある昨今、飛騨のスキー場が今更遠方のお客へ多大な広告宣伝費を掛けた戦略を打って、どれほどの効果があるのかは疑問です。
それよりも、岐阜県内のお客さんに「飛騨のスキー場」の「良い部分」を、需要に合った形で分かりやすく見せることでも、収支が合うに十分な集客が期待出来るんじゃないかなぁと思います。
「県内客」を誘客出来れば、経営上十分な客数を確保できるのではないかと思うのです。往復路の渋滞が殆ど無い飛騨地方のスキー場は、時間的に奥美濃のスキー場よりも近いはず。帰路の疲れが少ないです。
鈴蘭高原スキー場は東海ラジオ系列ですから、系列会社を広告媒体としてだけではない方法でのメディア活用を行えないものかなぁ・・・
私自身、混雑したスキー場は何より「大嫌い」なのですが、それよりも気に入っているスキー場自体が無くなってしまわないよう願うばかりです。
心地よい冬空の下での楽しさは非日常で、私は大好きです。
今日、多治見市のとあるタイル工場へお邪魔しました。
そこで見たのが、恐ろしいほどの
在庫の山!!。
長年の仕事の結果に出来てしまった在庫の山だそうです。
どうでしょう・・・倉庫面積は1,000平米以上あるでしょう。その中がすべて
動かない在庫!
これは商売人としては本当に怖いことです。
だって、作業場所が狭くなってしまう上に、売れずに残った製品が財務上の資産として計上されてしまうんですよ!
この在庫、とにかく「タダでいいから使ってください!」との声。
同じ商売人として聞かなかったフリは出来ません。
今日、私の知りえる範囲の建築施工業者さんに声を掛けています。
「使えるものはタダで持って行って!」って。
動かない在庫とはいえ、世界最高品質の「日本製」タイル。
凍結融解試験、吸水試験、滑り性試験、含有物の分析試験などなど、日本製を日本で使ってもらうための厳しい品質基準をクリアしてる製品。
日本製は中国製他外国製など目では無いです。品質は比べ物にならないんです!
これほど良い製品が産業廃棄物として廃棄されてしまうのは残念です。
日本のものづくり精神に反していると思います。
良いものは「何らかの方法」で認められて、使われるべきです。
製造屋さんが「タダでもいいから使って欲しい」、また施工屋さんは「良いものを安く使いたい。
ここにはお客様へ「良い製品」を「より安く」提供する方法がありそうです。